Charity&Auction MUSIC

青い鳥

墨、アクリル、かつて息子が小さい時に、彼と一緒に遊んだプラステイック製の水笛

No.31

ひらいゆう HIRAI Yu


[作家コメント]
実家の中に忘れ去れた様々なジャンクを捨ててしまわないで、そこからインスピレーションを受け、物語を再構築して制作しています。
箱を見た時、16世紀から18世紀にかけてヨーロッパの王侯貴族や知識人の間で流行した飾り棚 Cabinet de curiositéを思い出しました。
不思議なものがコレクションされ陳列されたキャビネットの中の一つの箱のような。 この箱の中に、私の個人的な思い出の音を閉じ込めてみたいと思い、かつて息子が小さい時に、一緒に遊んだ水笛のプラステイック製の鳥を青い鳥に化粧して入れてみました。

[自己紹介]
二十歳にベルギーの美術を学ぶため渡欧しました。その後、バルセロナ、ベルリンやダブリンに滞在したり、アメリカやメキシコにレジデンスをしたりしていました。2002年以来パリに住み、主に”境界”と”記憶”をテーマに制作、発表活動をしています。



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