ARCHIVE no.03

一振りの音|林 葵衣

2020 11/04(水)ー 11/14(土)

Sound of a Drop
Placeholder image Placeholder image Placeholder image



週 末 開 店
Cafe and Snack - HAYASHI Aoi




HAYASHI Aoi

HAYASHI Aoi

一滴の水が持つ情報量に目が眩み、すぐ拭きとってしまうくせがある。 洗い物カゴで乾かす茶碗の高台、顔を洗う際の肘からつたい落ちた床、冷えたグラスの底、日常の至るところにそれはあらわれる。 水滴のもつ情報をすぐに潰すのではなく、音の記録や形を観察してみようと考えた。
一振りのドリッピング画面とともに行為中立てた音を作品とする新作「A drop of sound」を、過去作である、スノースプレーやポスカなどを用い、五線譜を引いた台紙にドローイングを描く音を「音楽」、描かれた画面(台紙)を「楽譜」とし、描く行為そのものを「演奏」に見立てた作品「cosmoscore」とともに展示します。
林 葵衣

Biography

1988 京都府出身
2011 京都造形芸術大学 情報デザイン学科 映像メディアコース 卒業
2013 京都造形芸術大学 修士課程 修了

個展
2020 「遊動躰」Gallery PARC・京都
2019 「詩の復唱」KUNST ARZT・京都
2019 「対話の時間」黄金4422bld・愛知
2018 「しつらえ」AWOMB・京都
2017 「声の痕跡」KUNST ARZT・京都
2016 「水の発音」アートスペース虹・京都
2014 「Public Score」 つくるビル・京都
2013 「OverLay」 gallery near・京都
2011 「RE 」 C.A.P. STUDIO Y3・兵庫

グループ展
2019 「京都府新鋭選抜展」京都文化博物館
2019 「第六回アラタパンダン展」名村造船所跡地・大阪
2019 「チャリティ・オークション展」+1art・大阪
2018 「VOCA展」上野の森美術館・東京
2018 「第五回アラタパンダン展」名村造船所跡地・大阪
2017 「アート/メディア - 四次元の読書」国立国際美術館・大阪

舞台美術
2019 したため#7「 擬娩」Theatre E9 Kyoto・京都 アトリエ銘苅ベース・沖縄
2018 したため#6「文字移植」こまばアゴラ劇場
2017 したため#5「ディクテ」 アトリエ劇研・京都
2016 したため#4「文字移植」 アトリエ劇研・京都 ぽんプラザホール・福岡


受賞歴
2015 「第63回芦屋市展」 吉原賞 / 芦屋市立美術博物館・兵庫