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no.24
2018 2/15(水)ー 3/14(日)

あたりまえのこと
 New York Memo  堀尾 貞治 HORIO Sadaharu






related Events

 2/17(土) PM 5〜 (参加費無料)
  ・アーティストトーク 
「New York Momo / The Armony show 2017」
  ・パフォーマンス 
「百均絵画 ART VENDING MACHINE」


堀尾 貞治
HORIO Sadaharu


今回 前々から+1artさんから、スケッチのようなことをして、それを展示して下さいと頼まれておりました。それを形にしたのですがご要望に答えられたでしょうか?
2017年3月にNY ARMORY SHOWへ行った時の記録、行く前はまじめにNYの風景なんかMEMO程度でいいから描くつもりでおりましたが、現地の本番になると日々の会場での仕事1ドル絵画(日本のあちこちでやった百均絵画のパフォーマンスをアメリカの紙幣で売った)そのパフォーマンスの準備等々で頭はいっぱいになりペケポン。今回の形は帰ってからこんなことがあったと持ち帰ったもので会場をうめることになりましたが、今 時間が経ってみるとなつかしくて、それが楽しいことになりそうだと手前勝手なことを考えての展です。

堀尾 貞治


略歴
主に神戸、大阪、京都で毎年約100回に及ぶ個展、グループ展を開催。
1939年生まれ。兵庫県在住。1965年具体美術協会会員となり1972年解散まで参加。
1985年頃からは「あたりまえのこと」という一貫したテー のもとに年間約100回に及ぶ無数の個展、グループ展、パフォー ンスなどを行い活動中。

1939 
神戸市に生まれ
1957 第10回芦屋市展(以後連続出品)
1963 兵庫県展 知事賞受賞
1964 京都アンデパンダン展出品(以後連続出品)
1975 パリに遊学
1981 アート・ナウ '70~'80 / 兵庫県立近代美術館、神戸
1982 明日の美術館に向かって- 美術劇場 / 兵庫県立近代美術館、神戸
  空間 知覚の拡がり / 京都市美術館
1985  あたりまえのこと / ギャラリークオーレ、大阪
  個展 / アートス ース虹、京都 (以降毎年年明けに開催)
1986 日本・ハワイ現代美術交流展 / ABCギャラリー、大阪
1987 今日の作家シリーズNo20 / 大阪府立現代美術センター
1988 物+物展 / ギャラリーP&P、韓国・ソウル  
1989 墨の世界 / 西武 ール、大津
1990 兵庫の抽象3人展(田中徳善、吉見武治、堀尾貞治)/ アート ール神戸
1992  具体美術協会の作家たち / 宮城県美術館
1993 第1回六甲アイランド Water Front Open Air Play / 六甲アイランド リンパーク、神戸
1994 丹南アートフェスティバル 「音のたし算」/ 武生市中央公園
  心の時代 彫刻と造形 / 高柳の里、豊岡
1995 震災風景展 / 神戸、武生、福井
2000 神出鬼没★堀尾アート I期&II期 / 枚方市立御殿山美術センター
2001 あたりまえのこと 白紙に戻す / ナノリウム 、山梨県富士吉田市
2002 堀尾貞治あたりまえのこと/ 芦屋市立美術博物館
  未来予想図 私の人生劇場/兵庫県立美術館
2003 空気美術館 in 兵庫運河(堀尾貞治+現場芸術集団「空気」)/兵庫運河、神戸
2004 「まち」がミュージアム '2004 / 山梨県富士吉田市
2005 横浜トリエンナーレ 2005(堀尾貞治+現場芸術集団「空気」)/ 山下ふ頭、横浜:連続82日のパフォー ンス
2006 マイ・ルール展 / ボーダレス・アートギャラリーNO-MA、近江八幡
2007 呼応する精神 / カールトン大学、 カナダ・オタワ
2009 イン=フィニタム / フォルチュニー美術館、イタリア・ヴェネツィア
2010 第18回国際丹南アートフェスティバル/越前市民ホ ール
2011 Frankfurter Positionen : Atarimae-no-koto / Frankfurt LAB、ドイツ・フランクフルト
  Sadaharu Horio - Atarimae-no-koto / Axel Vervoord Gallery、ベ ルギー・アントワープ
2012 エクスプロージョン(爆発) - アクションとしての絵画 / ストックホルム近代美術館、スウェーデン
2013 Gutai: Splendid Playground(オープニングパフォー ンス) / グッゲンハイム美術館、米国・ニューヨーク
  タピエス 美術家の視点 / フォルチュニー美術館、イタリア・ヴェネツィア
2014 s堀尾貞治「あたりまえのこと<今>」/ BBプラザ美術館、神戸
  Printemps Japonais(日本の春)(堀尾貞治+現場芸術集団「空気」) / フランス・リール
  Atarimae-no-koto / チェリーガーデン、スウェーデン・ゴットランド島
2015 アートフェア「Art Brussels」 / Brussels Expo、ベ ルギー・ブリュッセル
  Sadaharu Horio /Axel Vervoordt Gallery Hong Kong、香港
  ThinkTank lab Triennale : Two Sticks / ヴロツワフ建築美術館、ポ ーランド・ヴロツワフ
2016 アートフェア「2016 BAMA」 / 韓国・釜山
  Process, Performance, Presence / ブラウンシュヴァイク・アートセンター、ドイツ・ブラウンシュヴァイク
 

A Feverish Era in Japanese Art(オープニングパフォー ンス)
               / BOZAR ブリュッセル美術センター、ベルギー・ブリュッセル

  奈良・喜多ギャラリーにて千点以上の絵画を制作(2月~11月)









 

 



そこに在っても気がつかない、空気のようにあたりまえなこと。空気はつかみどころがない。目に見えず形を持たず、無いかのようにいつも在る。見ているのに見ていない。それが日常だとすれば、堀尾貞治は日常にあるパーツを様々に組み替え配色し直すことで、見ているのに見ていない日常を可視化しようとする。
本展は2017年3月にニューヨークで開催されたARMORY SHOWに彼が参加したときに、現地で描かれたスケッチ、 メモ、写真、収集物、そして現地でも大好評だった100円(1ドル)絵画自販機の再現パフォーマンスを加え、ニューヨークの堀尾貞治ARMORY SHOWの成果をまとめて展示する。

+1art カワラギ