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出つる未明の | 松下みどり

3/20(水)ー30(土)
PM 1〜7(最終日 〜PM5)
休廊 日・月・火  

松下みどり



+2ギャラリーでは、+1artでの企画展とリンクしながら、新進の若手作家による展覧会を開催しています。実験的な試みの発表の場として、ホワイトキューブではない小空間を活用した企画を行っています。
3月は、松下みどり 展 を開催いたします。 日本画の画材と技法から創り出される松下作品は、素材が持つ有機的な画面が特徴です。松下がテーマとする「境界」は、その画面上に多様に浮かび上がり、モノの存在とその関係性をむしろ曖昧にするかのようでもあります。 日本画素材と技法のプロセスから、さらなる創造に挑む松下みどりの世界を+2の空間でお楽しみ下さい。


dm


MATSUSHITA MIDORI


松下みどり MATSUSHITA Midori


「境界」をテーマに制作を行なっている。人の内と外を隔てる皮膚と、人界と自然崇拝に見られる聖域とを隔てる境界を対応させ、人と他者、人と土地の関連と隔たりの関係を可視化する。その際、作品に使用する画材というモノの性質に着目し、膠の立体と日本画に出力している。 この展示では、彼岸と此岸の境界でもある山中の森と、そこへ1人で佇む際の不安と安らぎという、一見相反する感覚を、テーマに基づいて呼び起こすことを試みる。その感覚は心の豊かさに通ずると、私は考える。
松下みどり

cv

2024 3月 京都芸術大学大学院 芸術専攻 美術工芸領域日本画分野2年 在学

2024 2月 京都芸術大学大学院修了制作展 京都芸術大学(京都)
2023 12月 個展「彼此方の」 aaploit(東京)
2023 10月 グループ展「層巒を築く」 アートギャラリー北野(京都)
2023 7月 グループ展「SPURT展」 京都芸術大学(京都)
2023 7月 グループ展「上賀茂神社アートプロジェクト 京都芸術大学作品展示」上賀茂神社境内(京都)
2023 3月 二人展「たゆたう」 ギャラリースペース椋(京都)




  同時開催 3/06-23 ▶︎ ・3/27-4/13 ▶︎